TWilight INSanity 台詞集
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共通OPテロップ 羽板兄妹 西條姉妹 ホシミ姉妹 エンディング SEQUEL ストーリー考察(特大ネタバレ注意)
羽板兄妹
Stage EX "Over-Drive"
2100/04/24 23:35 ニュース速報
ニュース速報
先程よりIllnetの一部で、ワーム・ウィルスの大量
発生が確認されました。
現場近くのエリア385区域はすでに閉鎖済みとなっ
ておりますが、近隣に滞在する方はご注意をお願い
します。
原因の解明およびワームの除去が済み次第、同区域
の閉鎖は解除される予定です。
さくら
今回は、このワームの暴走の原因調査なんだね?
慎也
ああ、そうだ。
さくら
いつも思うんだけど、こういう仕事ってAHCの研究
とあまり関係ないよね?
慎也
まあ、そう言うな。
今回は、事件現場がGenesisCityの近くだからな。
前回の事件との関連も疑われているんだ。
さくら
あ、そういうこと……。
慎也
今回は区域の閉鎖処理も早かったから、今のうちに
原因を究明できれば被害は最小限で済む。
前回のようにはならないさ。
さくら
うん、そうだね。
もう、この前みたいなことは起きて欲しくないよ。
慎也
さくら……。
さくら
うん……気がついているよ。
慎也
この場所がワームの発生源ということは……。
さくら
っ! お兄ちゃん! 前!!
真夜
…………。
【双子使用率分岐】
慎也
やっぱりお前だったんだな。
真夜
………ナニモノダ?
さくら
真夜さん! 覚えてませんか!?
さくらです。三ヶ月前にあなたと戦った。
真夜
ウ……ァ………
慎也
おい! しっかりしろ!
さくら
あの時の崩壊に巻き込まれたんだね。
慎也
この状態のまま、ずっと彷徨っていたんだろうな。
【慎也の決意】
慎也
必ずオレが助けてやる。
さくら
なんだか強気だね。
嫌いじゃないよ、お兄ちゃんのそういうところ。
慎也
からかうなよ。
今は、それほど余裕がないんだ。
真夜
………ナニモノダ?
慎也
羽板慎也だ。
お前は覚えていないかもしれないがな。
真夜
……。
さくら
真夜さん、聞こえていますか?
真夜
……グ……ァ……
慎也
聞こえていないかもしれないが、必ずお前を助けて
やる。
真夜
ァ!!!!
慎也
さくら!
さくら
うん!
絶対に、真夜さんを壊さずに止めて見せるよ!
【分岐終了】
慎也
さくら、力を貸してくれ。
さくら
もちろんだよ。
慎也
さくらがいてくれると、安心するよ。
だが、今は、それでも厳しそうだな。
真夜
………ナニモノダ?
慎也
羽板慎也だ。
お前は覚えていないかもしれないがな。
真夜
……。
さくら
真夜さん、聞こえていますか?
真夜
……グ……ァ……
慎也
オレたちなら、お前を助けてやれる。
真夜
ァ!!!!
慎也
さくら!
さくら
うん!
絶対に、真夜さんを壊さずに止めて見せるよ!
【分岐終了】
慎也
しかし、この状態だからこそ危険だな。二人だけで
なんとかなるのか?
さくら
弱気になっちゃだめだよ、お兄ちゃん。
慎也
あ、ああ、そうだな。大丈夫だ。なんとかしてみせ
るさ。
真夜
………ナニモノダ?
慎也
羽板慎也だ。覚えていたら返事をしてくれ。
真夜
……。
さくら
真夜さん……?
真夜
……グ……ァ……
慎也
ダメか……。
真夜
ァ!!!!
慎也
さくら、なんとかして止めるぞ!
さくら
了解だよ、お兄ちゃん!
【分岐終了】
さくら
やっぱり、あなたなのね……。
真夜
………ナニモノダ?
さくら
覚えていませんか? 私のことを。
真夜
ウ……ァ………
さくら
三ヶ月前……あなたと、ここで戦いました。
真夜
…………。
慎也
あの時の崩壊に巻き込まれたんだな。
さくら
こんな状態になっていたなんて。
【さくらの決意】
さくら
必ず助けてあげる。
慎也
ああ、そうだな。
さくら
三ヶ月前の延長戦ってところだね。
慎也
負けられないな。
真夜
………ナニモノダ?
さくら
私は、羽板さくら。
あなたは覚えていないと思うけど。
真夜
……グ……ァ……
さくら
私は、あなたを助けたい。
真夜
グ……ァ!!!!
さくら
お兄ちゃん!
絶対にあの子を連れて帰るよ!
慎也
おう、任せておけ。
【分岐終了】
さくら
お兄ちゃん、力を貸して。
慎也
もちろんだ。
さくら
お兄ちゃんと一緒なら、なんとかなるよね。
慎也
ああ、必ず。
真夜
………ナニモノダ?
さくら
私は、羽板さくら。
あなたは覚えていないと思うけど。
真夜
……グ……ァ……
さくら
真夜さん、落ち着いて。
私たちは、AHを見捨てるようなことはしないから。
真夜
グ……ァ!!!!
さくら
お兄ちゃん!
絶対にあの子を連れて帰るよ!
慎也
おう、任せておけ。
【分岐終了】
さくら
…………。
慎也
さくら! しっかりしろ!
さくら
あ……ごめん。
慎也
こんなところで立ち止まるわけにはいかないだろ。
オレたちは。
さくら
……うん。
真夜
………ナニモノダ?
さくら
私は、羽板さくら。
あなたは覚えていないかもしれないけど。
真夜
……。
慎也
おい……?
真夜
……グ……ァ……!!
慎也
ダメか……。
さくら
まだ、諦めないよ。必ずこの子を助けてみせる。
慎也
ああ、そうだな!
【分岐終了】
【侵食率分岐】
真夜
アアアアアア!!!!!
さくら
!? なにが起きてるの?
慎也
!?
────
さくら
お兄ちゃん! 大丈夫!?
慎也
ああ、しかし……。
一体どうなったんだ?
さくら
真夜さん!?
慎也
なに!?
○TRUE NIGHT...
【分岐終了、エンディング】
真夜
アアアアアア!!!!!
さくら
!? なにが起きてるの?
慎也
!?
────
慎也
今のは!?
さくら!?
!?
さくらの状態が強制ドライブアウトになっている…
…。
これは、一体……?
……真夜は!?
【分岐終了、エンディングへ】
真夜
アアアアアア!!!!!
さくら
!? なにが起きてるの?
慎也
!?
────
慎也
なに? 今の?
お兄ちゃん……!?
えっ!?
お兄ちゃんの状態が、強制ドライブアウトになって
る……。
なんなの……これは?
……真夜さん!?
【分岐終了、エンディングへ】
真夜
アアアアアア!!!!!
さくら
なに!? なにが起きてるの?
慎也
真夜!?
さくら
え!?
【分岐終了、エンディングへ】
さくらが目を開くと、現実の自分の部屋だった。
強制的にドライブアウトさせられたせいか
頭がくらくらする。
……そう。あれは、強制ドライブアウトだった。
おそらく、真夜から放たれた衝撃が原因だろう。※
兄にも尋ねてみたが、自分と同じようにドライブア
ウトさせられていて、何も覚えてはいなかった。
結局、あの後すぐに閉鎖区域は開放され、Illnetは
元の平穏を取り戻した。
さくらは、真夜の足取りをつかもうと手を尽くした
が、何も情報を得ることはできなかった。
さくらの心には、まるで夢の途中で起こされたかの
ように、後味の悪さだけが残っていた。
Epilogue 羽板EX1『不協和音』
Fin
※協力ルートのTRUE NIGHTでコンティニューしてきた場合、この一行は
「おそらく、真夜が最後の最後に自分たちを拒絶した
のだろう。」
に変化。
さくら単独ルートでは、
「おそらく、真夜が最後の最後に私たちを拒絶したの
だろう。」、
加えて次の二行も
「最終的にさくらも兄も、強制的に現実世界に帰され
た。」
に変化。
慎也単独ルートでは変化無し。
真夜を機能停止させた二人は、彼女を研究所に連れ
て帰った。
真夜のAHCは、大部分が破壊されており、修復には
時間がかかった。
だが、どうにか、真夜のAHCは修復された。
彼女の記憶のほとんどが残っていたのが、幸いした
のだろう。
あれから数ヶ月。
真夜は、さくらと慎也にメンテナンスと改修を受け
ながら、共に時を重ねていた。
さくら
真夜さん、気分はどう?
真夜
ああ。大丈夫だ。
あれから、調子が悪くなることはない。
慎也
仮に何かがあったとしても、またオレたちがなんと
かするさ。
さくら
……珍しい。
お兄ちゃんがそんな強気なことを言うの。
慎也
別にいいだろ。
さくら
好きなタイプの子の前では、かっこつけたいんだ?
真夜
え?
慎也
な、何言ってるんだ。
別にそういうわけじゃ……。
さくら
意外とお似合いだと思うけどなー。
すべてが解決したわけではない。
AHの開発はまだ途中だ。
問題は山のように積まれている。
だが、三人の行く道は、きっと明るい未来に繋がっ
ている。
Epilogue 羽板EX2『トライアド』
It will lead them to Ending No.3 & 6....
fin
※ 単独撃破ルートの場合、1ページ目の「二人」がそれぞれの名前に置き換わる。
西條姉妹
Stage EX "The Future"
2100/04/24 23:21
悠莉
おい、真悠。そろそろ行けそうか?
真悠
そうだね。そろそろ出ても大丈夫だと思う。
ワームの大群も警備システムも落ち着いたみたい。
悠莉
しっかし、突然、ワームが増えやがったな。
真悠
このあたりの区域は、閉鎖されたようね。
緊急対策ってところかしら。
悠莉
三ヶ月前の事件以来、統括部の対応は一段と速くな
ったみたいだな。
真悠
いいことじゃない?
もっとも、私たちの存在に気がついていないから、
合格点はあげられないけど。
悠莉
違いない。
真悠
それで、これからどうするの? 姉さん。
悠莉
……このまま放っておいて、脱出してもいいが。
ま、そういうわけにもいかないだろ。
真悠
とりあえず、ワームの発生地は、こっちの方向ね。
悠莉
……ああ。
真悠
どうかしたの?
姉さん、今日は歯切れが悪いみたい。
悠莉
いや、ちょっと考え事だ。
(………考えすぎか?)
よし、ナビゲートは任せるぜ、真悠。
真悠
うん、いつも通りにね!
真悠
姉さん、ここは……。
悠莉
ああ、そうだな。三ヶ月前に通ったあの場所だ。
真悠
!!
真夜
………ナニモノダ?
【双子使用率分岐】
悠莉
真夜、か。
真悠
そんなどうして……。
悠莉
たぶん、あの時の崩壊に巻き込まれたんだろう。
真夜
………ナニモノダ?
悠莉
お前は私たちのことを知っているはずなんだがな。
真夜
………?
真悠
覚えてないのね……。
【悠莉の提案】
悠莉
周りに被害を出さないことを最優先にするぞ。
真悠
今のうちに真夜を止めるってことね。
悠莉
三ヶ月前の事件の後、AHに対する風当たりは強い。
被害を出さないことが重要だ。
真夜
オマエタチ………ナニモノダ?
悠莉
私は、西條悠莉。
三ヶ月前にもここで、お前と戦った。
真夜
サンカゲツ……マエ……ウゥ………
真悠
少しは覚えているのね。
悠莉
そのようだな。
それならなおのこと、出来る限り傷つけずに止めて
やりたいところだ。
真悠
姉さんの注文はいつも難易度が高いわ。
悠莉
それだけ真悠を信頼してるってことさ。
さて、行くぜ。
【分岐終了】
悠莉
なんとか真夜を助けてやりたい。
真悠
姉さんがそんなこと言うなんて、ちょっと珍しい。
悠莉
知らない相手じゃないからな。
それに、真夜のAHCは沙羅の技術と同じものが使わ
れているから───
真悠
沙羅ちゃんの修復に使えるってこと?
悠莉
ああ、今の私たちに必要なんだ。
あいつの存在が。
真夜
オマエタチ………ナニモノダ?
悠莉
私は、西條悠莉。
三ヶ月前にもここで、お前と戦った。
真夜
サンカゲツ……マエ……ウゥ………
悠莉
思い出せないか。
だが、必ず私たちがお前を助けてやる。
真夜
ワタシノヤクメハ、ワームノ、トウソツ……
真悠
…………。
悠莉
弱気になるな、真悠。
私たちの超えるべき壁は、いつだって高い。
だが、それでも───
真悠
私たちには───
悠莉&真悠
たどりつけない場所はない!
【分岐終了】
真夜
グ………ァァア……
悠莉
かなりまずい状態だな。
真悠
かといって、話し合いが通じる状態じゃないみたい
だし。
悠莉
仕方がない。力ずくでも止めるしかない。
真悠
それしかないみたいね。
悠莉
大丈夫、一度勝った相手だ。負けないさ。
真悠
うん。
【分岐終了】
真悠
真夜!?
悠莉
やっぱりか……。
真悠
姉さん、気がついていたの!?
悠莉
いや、なんとなくだがな。
真夜
………ナニモノダ?
真悠
覚えていないのね、あなたは……。
悠莉
この状態じゃ無理もない。
たぶん、あの時の崩壊に巻き込まれたんだな。
【真悠の提案】
真悠
周りの被害が大きくなる前に止めないと。
悠莉
だが、話し合いが通じる状態ではないとなると、
戦って停止させるしかない。
真夜
グ………ァァア……
真悠
なるべく真夜をこれ以上傷つけずに止められない?
悠莉
そう言うと思ったよ。一筋縄ではいかないだろうな。
真悠
あ、ごめん。
悠莉
大丈夫さ。
出来ない、なんて言うわけないだろ。
たった三ヶ月でも、私たちはあのときより成長して
いるんだ。必ずうまく止めてみせる!
【分岐終了】
真悠
なんとか真夜を修復できないかな。
悠莉
修復か……。
詳しく調べたわけじゃないから、今の時点ではなん
とも言えないな。
真悠
でも、まだ動いてるってことは、基本機能は生きて
るってことだよね。
悠莉
一番の問題は、記憶装置が無事かどうかだ。
真夜
オマエタチ………ナニモノダ?
真悠
私は、西條真悠。覚えていない?
三ヶ月前にここであなたと勝負したわ。
悠莉
……。
真夜
マユ……ウ…………ユウ……リ……
グ………ァ………
真悠
まだ、真夜は修復できると思うの。
悠莉
どうして、そう思う?
真悠
今、真夜は姉さんの名前も呼んだわ。
断片であれ、記憶が残っていると思うの。
だから……。
悠莉
OK。もう言わなくていいぜ。
私も同じ意見だ。
真悠
姉さん!
悠莉
この状態の真夜を傷つけずに止める、か。
久しぶりの難題だ。だが───
真悠
私たちには───
悠莉&真悠
たどりつけない場所はない!
【分岐終了】
真夜
グ………ァァア……
真悠
かなりまずい状態ね。
話し合いが通じる状態でもなさそう。
悠莉
どうにかして止めるしかないな。
真悠
どっちみち、このままじゃ被害も増える一方だもの
ね。
悠莉
大丈夫、一度勝った相手だ。負けないさ。
真悠
うん。
【分岐終了】
【侵食率分岐】
真夜
アアアアアア!!!!!
悠莉
なんだ!?
真悠
姉さん! 真夜が!
悠莉
っ!?
────
悠莉
おい、真悠! 無事か!?
真悠
なんとか、大丈夫。姉さんは!?
悠莉
大丈夫だ。しかし、一体何が?
真悠
っ!! 姉さん、あれ!?
悠莉
なに!? あれは……真夜か!?
○TRUE NIGHT...
【分岐終了、エンディング】
真夜
アアアアアア!!!!!
悠莉
なんだ!?
真悠
姉さん! 真夜が!
悠莉
っ!?
────
悠莉
くそ!? なんなんだ一体!
おい、真悠!?
!?
真悠が強制ドライブアウトされた!?
これは、一体……?
……真夜は!?
○TRUE NIGHT...
【分岐終了、エンディングへ】
真夜
アアアアアア!!!!!
悠莉
なんだ!?
真悠
姉さん! 真夜が!
悠莉
っ!?
────
真悠
なにが起きたの?
姉さん……!?
!?
姉さんの状態が強制ドライブアウトになってる!?
一体、どういうこと?
……真夜は!?
○TRUE NIGHT...
【分岐終了、エンディングへ】
真夜
アアアアアア!!!!!
悠莉
なんだ!?
真悠
姉さん! 真夜が!
悠莉
っ!?
【分岐終了、エンディングへ】
気がつけば、現実の自分の部屋と帰ってきていた。
2人は、今見てきたことを思い返す。
真夜に、何かが起きようとしていた。
そこまでは覚えている。
だが、その後は、よく思い出せない。
強制的にドライブアウトさせられたようだ。
何も分からずに、自分たちは帰ってきてしまった、
ということだけが分かった。
あと後すぐに閉鎖区域は開放され、Illnetは元の平
穏を取り戻した。
悠莉と真悠は、真夜のいた場所へと出向いたが、何
も手がかりになるようなものは見つからなかった。
真実へとたどり着く道は、いつも狭く険しい。
ただ一度のチャンスを逃したことを、2人は重く受
け止めなければならなかった。
Epilogue 西條EX1『mislead』
Fin
※ 単独撃破ルートの場合、1ページ目の「二人」がそれぞれの名前に置き換わる。
真夜を機能停止させた二人は、彼女を研究所に連れ
て帰った。
真夜のAHCは、大部分が破壊されており、修復には
時間がかかった。
だが、どうにか、真夜のAHCは修復された。
彼女の記憶のほとんどが残っていたのが、幸いした
のだろう。
あれから数ヶ月。
真夜は、悠莉と真悠の研究のサポート役として
共に時を重ねていた。
真夜
なんだこれは?
悠莉
知らないのか? メイド服って言うんだ。
真夜
そういえば、アルトも似たような服を着ていたが。
悠莉
昔は、マスターのサポートをする人は、これが正式
な服装だったんだぞ。
真夜
これが正装? 本当か?
悠莉
本当さ。なあ、真悠。
真悠
え?
あ、うん……そういう説も……ある……かな?
真夜
……。
真悠
…………。
悠莉
………………くく。
真夜
……!
また、騙したな! 悠莉!
真夜のAHCは、西條姉妹の手によって、日々改良さ
れている。
こんな風に、すべてのAHCと人間が笑いあって生きて
いける世界は、遠い未来ではないだろう。
Epilogue 西條EX2『supporter』
It will lead them to
Ending No.12 & 15 & 16....
fin
※ 単独撃破ルートの場合、1ページ目の「二人」がそれぞれの名前に置き換わる。
ホシミ姉妹
Stage EX "sympathy"
2100/04/24 23:45
ツバサ
遅いな……。
マイハ
よっと。
ツバサ
お姉ちゃん、遅いよ。
マイハ
あ、遅れてごめんね。
最近、すごく眠くて起きられなかったりするんだ。
ツバサ
え? 大丈夫なの?
マイハ
うん、今は全然平気だから。気にしないで。
それで、今回はこのワームの大量発生の原因究明が
お仕事?
ツバサ
うん。
マイハ
じゃ、とりあえず、行きましょ。
ツバサ
え? どこへ?
マイハ
どこって、ワームの発生源。
ツバサ
もう分かってるの?
マイハ
うん、こっち。
ツバサ
ちょっと待って、お姉ちゃん。
どうして分かるの?
マイハ
なんていうか、最近、分かるんだよね。
ツバサ
分かる?
マイハ
たとえば、システムコアの調子が悪いとか、相手の
AHCの調子が悪いとかが、感覚で分かるんだ。
ツバサ
やっぱり、お姉ちゃんの体がIllnetに依存するよう
になったからかな?
マイハ
うむむ、どうだろうね?
ツバサ
……。
マイハ
大丈夫、心配しないで。
それより───
この先にいる人のこと、心配してあげて。
ツバサ
え?
マイハ
これは、かなりまずいかもね。
ツバサ
お姉ちゃん。
さっき言ってたこの先にいる人って?
マイハ
ん? ああ、それなら、もうすぐ会えるよ。
ツバサ
え?
マイハ
ほら、見えてきた。
ツバサ
!!
真夜
………ナニモノダ?
【双子使用率分岐】
マイハ
お久しぶりね、真夜さん。
真夜
………ナニモノダ?
ツバサ
覚えていないの?
マイハ
違うわ、ツバサちゃん。
思い出せないだけ。記憶制御部分が壊れているわ。
メモリー自体は生きているみたいだけどね。
ツバサ
もう、解析したの? お姉ちゃん。
マイハ
それも違うわ。
言ったでしょ? 見えるんだって。
ツバサ
…………。
真夜
……ウゥ………
マイハ
マスターがいなくなった後も、ただ、使命だけを守
り続けているのね……。
真夜
……シメイ………ワームノトウソツ……
ツバサ
お姉ちゃん、来るよ。
【マイハの決意】
マイハ
うん。行くよ、ツバサちゃん。
【分岐終了】
マイハ
待って、ツバサちゃん。
ツバサ
え?
マイハ
真夜を破壊しないで止めましょ。
ツバサ
お姉ちゃん?
マイハ
私たちならそのくらい簡単でしょ?
この子も沙羅と同じ、寂しいだけ。
きっと、この子を救う手はあるよ。
ツバサ
お姉ちゃん……。
マイハ
さ、行くよ。ツバサちゃん。
【分岐終了】
ツバサ
真夜さん!?
真夜
………ナニモノダ?
ツバサ
覚えていないの?
マイハ
違うわ、ツバサちゃん。
思い出せないだけ。記憶制御部分が壊れているわ。
メモリー自体は生きているみたいだけどね。
ツバサ
もう、解析したの? お姉ちゃん。
マイハ
それも違うわ。
言ったでしょ? 見えるんだって。
ツバサ
…………。
真夜
……ウゥ………
マイハ
マスターがいなくなった後も、ただ、使命だけを守
り続けているのね……。
真夜
……シメイ………ワームノトウソツ……
マイハ
ツバサちゃん、来るよ!
【ツバサの提案】
ツバサ
あ、うん。
マイハ
かなり危険な戦いになるから、気をつけてね。
【分岐終了】
ツバサ
待って、お姉ちゃん。
マイハ
え?
ツバサ
確認させて。真夜さんを止めるんだよね。
マイハ
ええ、もちろん。
ツバサ
破壊しないで、止めるんだよね?
マイハ
うん、もちろん、そのつもりだよ。
ツバサ
うん、分かった。行こう。
【分岐終了】
ツバサ
うん。無茶しないようにね、お姉ちゃん。
マイハ
大丈夫、心配しないで。
【分岐終了】
【侵食率分岐】
真夜
アアアアアア!!!!!
マイハ
これは!?
ツバサ
真夜さん!
マイハ
えっ!?
────
マイハ
ツバサちゃん!? 大丈夫?
ツバサ
なんとか大丈夫。お姉ちゃんは?
マイハ
うん、大丈夫。
でも一体何が……?
ツバサ
お姉ちゃん、上を見て! 真夜さんが!!
マイハ
え!?
○TRUE NIGHT...
【分岐終了、エンディング】
真夜
アアアアアア!!!!!
マイハ
これは!?
ツバサ
真夜さん!
マイハ
えっ!?
────
マイハ
……どうなったの!?
あれ!? ツバサちゃんがいない!?
ツバサちゃんが強制ドライブアウトされた?
どういうこと……?
真夜が!?
【分岐終了、エンディングへ】
真夜
アアアアアア!!!!!
マイハ
これは!?
ツバサ
真夜さん!
マイハ
えっ!?
【分岐終了、エンディングへ】
ツバサは、見慣れた天井を見つめていた。
そして、先ほどの出来事を思い返していた。
真夜に何か異変が起きようとしていた。
だが、自分はその結末を見ることなく、現実の研究
室に戻ってきてしまった。
今回は助けてあげたかった、という思いが心にうず
まいていた。
回想しながら、ツバサは、ゆっくりと目を閉じた。
あの後すぐに閉鎖区域は開放され、Illnetは元の平
穏を取り戻した。
ツバサとマイハは、しばらく真夜の足取りを追って
みたりしたが、彼女の姿を見つけることはできなか
った。
以降、真夜がどうなったのか、ツバサが知ることは
なかった。
だが、マイハは、真夜がすでにIllnetのどこにもい
ないと感じていた。
ツバサには告げられない真実を、マイハは黙って胸
の奥にしまいこんだ。
Epilogue ホシミEX1『secret』
Fin
真夜を機能停止させた二人は、彼女を研究所に連れ
て帰った。
真夜のAHCは、大部分が破壊されており、修復には
時間がかかった。
だが、研究所の人間達の尽力の結果、どうにか真夜
のAHCは修復された。
彼女の記憶領域が破壊されずに残っていたのが幸い
したのだろう。
あれから数ヶ月。
真夜は、ツバサとマイハと同じようにナノマシンの
研究施設の被験者として、共に過ごしていた。
マイハ
真夜、こんばんわ。今日もウィルスの退治?
真夜
お前たちには迷惑をかけたからな。
このあたりのワームだけでも、と思って。
ツバサ
別に迷惑なんかじゃなかったのに……。
真夜
そうか。
まあ、わたしが好きでやっていることだ。
ツバサ
そう。わかった。
お姉ちゃん、行こう。実験に遅れるよ?
マイハ
あ、うん。
真夜
ふむ。
ツバサはわたしよりも表情が硬いように見えるな。
マイハ
そんなことないよ。
あれでも、結構喜んでるんだよ?
真夜
そうか。それじゃあ、まだわたしが人の心を理解で
きていないということか。
マイハ
……くす。
人間同士だって、心が通い合うには時間がかかるん
だよ。焦る必要はないんじゃないかな。
真夜
……お前たちに教えられることは多いな。
お前たちがいなければ今の私はない。
マイハ
わたしたちだってそう。
あなたとの出会いがなかったとしたら、今のわたし
たちはない。
ゆっくりとだが、着実に、心は通じていく。
たとえ、人とAHであっても、それは可能なことだ。
マイハは、そう信じて、ツバサの背中を追いかけて
いった。
Epilogue ホシミEX2『mediator』
It is led by Ending No.22 & 25....
fin
※ 単独撃破ルートの場合、1ページ目の「二人」がそれぞれの名前に置き換わる。